マダニの取り方~犬、猫、ヒトに共通して使える方法(画像あり)

こんにちは、Norrです。

 

毎年6月くらいになるとよく耳にするようになった、マダニのニュース。

 

噛まれるのだけでも気持ち悪いと言うか怖いのに、運が悪いと感染症にもかかってしまうというかなり恐ろしい虫ですね。

 

私の住むスウェーデンでも初夏から秋にかけて大量発生するんですよ。

 

スウェーデンって手つかずの自然が沢山残されていてとっても綺麗なのですが、色んな虫がいるんですよねー。スウェーデンの蚊なんかは笑っちゃうほど特大サイズで動きも鈍いので簡単に仕留められますよ笑

 

 

色々いる虫の中でもマダニは夏を代表する害虫です。

 

 

スウェーデンでも私の旦那さんの実家があるスウェーデン北部ではマダニは殆どいないそうですが、私の住むヨーテボリやストックホルムには沢山いるんですよ。しかも森の中だけじゃなく、普通にその辺の草むらや公園などにもいるんです。

 

やつらは、木や草の上で獲物が来るのをじっと隠れ待っていて、獲物が来たのを匂いなどで察知し木の上から飛び乗り、その後じわりじわりと吸血するのです。。。。恐ろしや恐ろしや。。。。

 

私もスウェーデンに来るまでマダニなんて存在全く知らなかったのに、今ではマダニを取るのはお手のものです。

 

 

しかも、誰もがご自宅に持っているであろう普通の物で取りますよ。

 

 

こちらの記事ではこれまで私が経験したマダニの取り方を経緯と共にご紹介します。

 

 

※ 虫が苦手な方は閲覧注意です!画像がかなりグロいです。

 

 

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簡単にマダニを取り除ける有効な方法

 

始めて私がマダニ体験をしたのは、娘の背中でした。

 

 

娘をシャワーで綺麗に洗って、その後ベッドルームでパジャマに着替えるのを手伝ってあげようと、キャミソールを着せてあげていたら、背中に手が一瞬触ったのですが、何か違和感のある突起物が手に当たりました。

 

 

ん? なんだ?

 

ゴミかな? 虫刺され? イボ? 何これ?

 

 

何度かさわさわっとその部分を撫でた後に、目視で確認してみたところ。。。

 

 

 

何じゃこれー!

 

この画像、模範写真のように綺麗に撮れてますよね。Wikipediaとかに使えそうな位うまく撮れてる。。。

 

 

この時初めてマダニを目にしたので、旦那に直ぐこれが何なのか確認。

 

 

噂には聞いていた、マダニだと判明。

 

 

うわー。。。。キモイ。。。。キモ過ぎる。。。

 

私は全くのマダニ未経験で、しかも旦那もマダニ初体験。

 

 

私は怖すぎて手が出せず、旦那にお願いしたのです。

 

 

時間はもう21時前で救急で病院行って取ってもらうにもなー。。。とりあえず自分達で取り除く事にしました。

 

で、旦那がピンセットでゆーっくり優しくゆすりながら取りました。

 

 

と、胴体だけがピンセットについてきて、頭が残ってるー!

 

 

これ失敗です。ピンセットで引き抜いたら絶対にいけません。

 

 

それでは、私がその後調べて効果抜群で失敗なしの取り方は。。。

 

 

特別な道具は一切要りません。どなたのご自宅にもあるであろうたったの2つの物。それは、

 

 

● 綿棒

● 調理用オイル(ウチはいつもオリーブオイルを使用しています)

 

 

オイルは小皿などに少量入れておく。

 

 

綿棒にオイルをひたひたに浸して、マダニの上や周り全体に塗っていきます。

 

その際、綿棒で円を描くようにマダニの噛まれ口をくるくるとなぞっていきます。

 

なかなか取れないようだったら、さらにオイルを足して取れるまでくるくるやって下さい。

 

 

参考画像はこちらです。

 

 

くるくるやってるとスルっと取れます。

 

上記の動画ではオイルを付けてないようですが、オイルを使った方がおすすめです。

 

たっぷりのオイルをマダニの上に垂らし一方向にマダニの身体や周辺をクルクルと回す感じです。

 

愛犬にもマダニは噛みついた

 

ウチの娘だけでなく、その後可愛い可愛いウチの愛犬(名前はブリクストン)にもマダニは付いたのです。

 

3回もです。

 

 

やっぱりペットは人間よりも背丈が低いのと、毛で覆われていてやつらが隠れやすいからでしょうかね。

 

 

ブリクストンに一回目に付いたのは近所を散歩していた時でした。頭を撫でたら頭の上になんか突起物を感じたので見てみたらマダニが噛んでいました。

 

 

そして2回目が、ついこの前の週末ですが、天気が良かったのでみんなで湖にハイキングへ出かけました。

 

紅葉がとっても綺麗で楽しかったんですよ。

 

勿論ブリクストンも大喜び。

 

 

で、その週末から3日後。。。

 

 

可愛くベッドでいびきをかきながら爆睡するブリクストン。

 

可愛いから写真撮ろー。いびきも可愛いからビデオも撮ろーと撮影してました。

 

すると!!!

 

 

この上記画像で見えますかね? 左内もものところに小さな点がありますよね。

 

 

それが噛みついた状態のマダニです。

 

 

直ぐに綿棒とオイルを用意してくるくるやりました。

 

 

やはり毛が生えているから取りずらい。。。。

 

 

 

でも根気よくやり続けました。

 

 

すると、

 

するっと取れましたよ。

 

頭も口も全部綺麗に取れました。(画像がブレててすみません。)

 

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まとめ

マダニに噛まれると痛そうに見えますよねー。でも実際はマダニが麻酔のような液を体内に入れてから噛むそうで、痛くはなく痒いそうです。

 

ただ、取り除いた後は少々赤く腫れあがり、多少の痛みがある場合があるようです。

 

 

ところで、うちの娘の背中に残った残骸のその後ですが、感染症の事も気になったので念の為病院に連れていきました。

 

すると、私の住む地域ではマダニに噛まれるのは何も特別な事ではないので、凄く軽くあしらわれました。

 

あちらからすると、マダニに噛まれたくらいで来るなよ。ぐらいの事のようです。

 

 

でも一応診てくれたのですが、本当に見るだけで、残骸を取り除く訳でもなく、抗生物質とかのお薬をくれるのでもなく、ただただ見ただけ。

 

そして、

 

“2週間ほど様子を見て下さい。で、体調に異変があったらまた来てください。この残骸も時間が経てば自然に体外にでてくると思いますよ。”

 

と言われただけでした。

 

そして、幸運にも何も体調の異変はありませんでした。そして、残骸もいつの間にか消えていました。

 

 

近年、スウェーデンではマダニ対策として子供達全員に無料で予防接種を受けさせよう案も出ているそうです。

 

早くそうなって欲しいです。そして子供だけでなく犬もお願いしたい。。。

 

 

マダニがいる地域に住む方も、マダニがいる地域にお出掛けになる場合でも、不運に噛みつかれてしまったら、迅速にお家にある綿棒とオイルで処置をしてみて下さいね。

 

しっかし、虫が皮膚の中に入り込んできて吸血するって本当に気持ちが悪く恐ろしいですよね。一生経験したくない体験です。。。

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