[サウジアラビア]女性の服装など気になる規制について

こんにちは、Norrです。

 

2019年9月27日からサウジアラビアの観光ビザの発行が始まる事がアナウンスされましたが、サウジアラビアに旅行へ行こうか検討している女性の中には、服装や入国の事やその他女性に対しての規制について気になっている方が多いと思います。

[サウジアラビア] ついに観光ビザの発給が始まったよ!

 

規制について何も知らずに相応しくない服装や振る舞いをして、宗教警察に連行されて日本に帰国ができなくなったらどうしよう。。。と不安になったりする方もおられるかもしれません。

 

または、女性と言う事で一人での入国が出来ないのではないかと不安に思っている方もいるかもしれませんね。

実はたまにネット上でサウジアラビアに関しての記事を読んだりするのですが、情報が古かったり真実でなかったりすることが多いのです。プロパガンダか?って思ってしまう程の記事も見受けられます。

 

そこでこの記事ではサウジアラビア入国に際して、服装をはじめ女性が気を付けるべき事を中心にサウジアラビアのリアド在住の筆者が現在の状況などを詳しく解説致します。

 

これからご旅行を予定されている女性の方はとくに必読です。

 

1.サウジアラビア国内での女性の服装について

サウジアラビア女性の服装など

まずは女性の服装からご説明します。

 

サウジアラビアでは女性が(男性がいるであろう公共の場に)出かける場合はアバヤと言われる長袖で長い丈のドレスの着用が義務付けられていましたが、9月27日のビザ発給開始日よりドレスコードの引き下げがアナウンスされましたよ。

 

外国人女性はアバヤを着用しなくてよくなりました。

 

これは凄い変更ですよ!

 

ただ、どんな服装でもよいという事ではありません。

 

アバヤは着用しなくてもよくなりましたが、が隠れる服を着るのは必須ですよ。お腹がチラチラ見えるようなショート丈のトップスやダメージジーンズなどの穴あきファッションもNGです。

 

また、不適切な内容の言葉やロゴがプリントされた服も避けて下さい。無地の服か柄の服が無難ですね。

 

このドレスコードの変更は旅行者の外国人女性のみ適用だったようですが、最近ではサウジアラビア在住の女性達の中でもアバヤ無しでお出掛けする人が増えてきました。

 

でも個人的にはアバヤの下は特に服装を気にしなくていいし、楽ちんなのでアバヤを着るのが好きです。なかなか出来ない体験ですよね。

 

まだ2019年9月27日にドレスコードの変更があったばかりなので、外国人が少なくイスラムの女性が大多数な状況だったりちょっとフォーマルな場所(レストランなど)へ行く場合は、アバヤ無しだと居心地が悪いかもしれませんので、暫くの間は念の為アバヤを持参する事をおすすめします。

※アバヤ無しで外出するとローカルの女性にジロジロ見られたリ、時には直接、“アバヤを着なさい!”と言われる事もあるようですよ。

 

アバヤを事前に購入する場合は下の画像の様な体の線が出ない、前のボタンがしっかり留められるものがおすすめですよ。

外国人女性でアバヤを着用している人達の多くは、ショッピングモールなどのカジュアルな場所ではアバヤの前ボタンをはずしてカーディガン風に着用している人が多いのですが、フォーマルな場所などでは前ボタンを閉じて着用しているようです。

 

 

因みに、イスラム教の女性がアバヤを着用しはじめる年齢は、大体生理がくる前後位の年齢からになるようですね。イギリス、スウェーデンにいた時に色んなイスラム教徒の女性に聞いてみたのですが、人によって違う事を言うんですよ。恐らく地域によって違いがあるのだろうと思います。

 

とても保守的だった習慣や決まりがここ10年の間にかなり緩和されつつあるサウジアラビアですが、女性の服装に関しても例外ではありませんね。

 

以前は頭に被るヒジャブの着用も義務付けられていましたが、これも何年か前から被らなくてOKになりました。

 

では、イスラム教徒の女性は皆被らなければならないのかというとそうでもないようです。

逆に目まで隠している女性もたまに見かけますが、これは女性たちの男性保護者(配偶者や父親など)によって決まってくるのだと思います。

 

またこのアバヤ着用は宗教的なものという訳ではなく、どちらかというと文化の一部といった感じだそうですよ。

 

以前、観光客もアバヤを着なくてはならなかった時、サウジ到着時のアバヤを着用するタイミングは、サウジアラビアの空港に到着後の飛行機の中でした。みんなシートベルト着用サインが消えた後にそそくさとアバヤを手荷物から取り出しササっと羽織っていましたよ。

 

私はいつもサウジアラビアへ戻る際の飛行機では、手荷物にアバヤを入れておき、機内が寒い場合はカーディガンやブランケット代わりにしています。

 

※アバヤについて、サウジのセレブのこんなツイートがあったのでツイッターで拡散しました! ↓

 

2. スタバなどのカフェやフードコートの会計場所や座る場所が男性と女性(家族)に分かれている

私はまだサウジに越してきてそんなに長くないのですが、この会計レジが男性と女性/家族で分別されているのに慣れておらず、たまに間違って男性(Singles)の方に行ったりしてしまう時がありますよ。

 

実は現地の人達も、外国人に対して、“あー、外国人だからしょうがないね” と厳しく注意してくる人は殆どいませんよ。

 

ちょっとチラチラ見てくる人はいましたが。。。その時は、“アッッ!!”と思って直ぐに女性/家族セクションに移動しましたよ。

 

家族と一緒にいる時は気にしなくても大丈夫ですが、女性だけの時(男性だけの時も)は気を付けて下さいね。

 

ただこれも最近では、そんなに厳しくなくなっているように感じます。男女に分かれていないカウンターさえ見受けられます。

 

3. 女性は映画館入れるの?

実はサウジアラビアで初めて映画館が出来たのは2018年の4月でした。ついこの前まで映画館が全くなかったんですよ。

 

映画館はサウジアラビア国内に2030年までにどんどん増やしていく予定だそうです。これは国家が掲げてるビジョン2030計画のエンターテイメント収益を増やすという事の一環だそうです。

 

女性ももちろん映画館に入る事ができます。

 

ただ、こちらもスクリーンが男性用singlesと 女性/家族women/familyに分かれていますよ。

 

まぁ、これは係の方がいると思うので間違う事はないと思いますがね。

 

4. 男性をジロジロと見てはいけない

外で見かける結構の数のサウジの男性が白い長いドレスのトーブと頭には赤と白のチェックのクーフィーヤーと呼ばれる物を被っています。

 

これが、結構素敵なんですよね。

 

サウジアラビアの男性も素敵な方がいらっしゃるし、日本人とは違う容姿なので見たい気持ちはわかりますが、ジロジロ見てはいけませんよ。特に奥様が横にいらっしゃる時は見ないほうがいいです。

 

私は意識的に見ないようにしてます。ちょっとうつむき加減でいます。

でも意識しすぎず普通に見る位だったら大丈夫だと思います。

 

5. 女性の車の運転について

2018年に女性の運転も許可されるようになりました。

 

海外からの旅行者でも国際免許証があれば乗れるみたいです。

 

ですが以前交通手段の記事でも書いたのですが、おすすめしませんよ。

 

[サウジアラビア] 空港からリヤド市内への交通手段はラクダ?!じゃないよね?

 

沢山の人が結構なスピード出すし、車間距離とか関係ないし、車線変更する時に方向指示器も出しませんから。怖い怖い。

サウジアラビアでの運転はとにかく止めた方が良いです。

 

また、自分が運転する場合でなくても車やバスに乗る際も必ずシートベルトをして下さいね。

しかしながら、シートベルトが壊れていたり座席カバーに埋もれていて使えないタクシーが多々存在するのでその場合は他のタクシーに変更するか、ベルトを締めずに身体に巻き付けたりしてください。

 

6. 女性の一人での入国について

2019年8月に女性の海外旅行について大きな変更があったのですが、その内容は、

 

21歳以上のサウジアラビア人女性が男性保護者の許可なしで一人で海外旅行が許可されることになりました。

 

日本人や外国の女性に関しては、18歳以上であれば女性一人でもサウジアラビアへの出入国ができますよ。

 

7. 写真や映像撮影について

サウジアラビア国内での撮影はかなり気を付ける必要があります。

 

特に女性や政府関係、軍事関係の建物、モスクなどは許可なしで撮影はしないでください。

 

あとは、交通事情や事故現場なども駄目です。

 

かなりセンシティブなところなので、撮影は出来るだけ避けてくださいね。

 

観光地などであれば大丈夫だと思いますが、その場合でも現地の女性が写り込まないように注意してくださいね。

 

しかしながら、ローカルの人もスマホでビデオなり画像なり撮っている人が多くいます。なので実際はそんなに厳しくないのかもしれませんが、上記の場所などを撮影する場合は十分気を付けて下さいね。

 

8. 未婚のカップルのホテル宿泊について

これまで未婚カップル(外国人観光客)がホテルの同じ部屋に宿泊する事は禁止されていましたが、10月6日付のガーディアンの記事によると、こちらも観光ビザ発給に関連して、緩和されることになりました。

ただ、ホテルの同室滞在は許可されましたが、依然公共の場でイチャイチャするのはNGですよ。手をつなぐのもやめた方がいいです。

 

まとめ

以前は人々の行動に多くの規制があったサウジアラビアですが、2030年計画に向けどんどんオープンになって来ていますよ。

 

恐らくサウジアラビアに来たことが無い方は情報が少ないので色々と不安になっている方も少なくないのではないかと思います。

 

因みにですが、外国人の男性の服装はというと、特に規制はないのですが短パンでの外出は出来るだけ避けた方がいいですよ。半袖と長ズボンの男性が大半ですし、やはり宗教的に露出はいけないのだと思います。

 

ちょっと前までは宗教警察が街をパトロールしていたそうですが、現在は殆どその姿を見る事はありません。私がリアドに来てから現在で半年強経つのですが、一度も出くわしたことがありませんので恐らく観光で来られる皆さんが見る事もないのではないかと思います。

 

何年か前までは音楽を聴く事も禁止されていたそうですが、2019年の12月半ばには世界中の有名なDJが出演する音楽フェスも開催されたんですよ。

 

このようにここ数年で沢山の変化がありましたので皆さまが想像するよりもずっと普通だなと感じるのではないかと思います。

 

とは言え、建物や食文化をはじめとする多くの物が日本とは異なるので、色々な楽しい発見があると思いますよ。

 

個人的にサウジアラビアに関しての質問がある方はお気軽にメッセージ下さいね!

 

 

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